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理事長/院長 北川智美
この度は北川整形外科クリニックのホームページにお越しいただきありがとうございます。
当院は、平成7年9月に初代理事長、院長 北川 修が、八尾市山本町南にて整形外科クリニックとして開院いたしました。
以来多くの患者さまにご来院いただき、令和7年に開院30年目の年をむかえました。
開院当初よりの患者さまをはじめ、そのご家族、ご友人と、小さなお子さまから、ご高齢の患者さままで、幅広い年代、世代の患者さまにご来院いただいております。
整形外科の事なら(北川さんに)と、地域の皆さまに愛され、頼りにしていただけるクリニックとして、真心のこもった医療をお届けできますように、これからも職員一同心をひとつにして診療を続けてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
理事長 院長 北川智美
理事 医師 三好綾香
所属学会・専門医
- 日本リハビリテーション医学会 会員
- 日本骨粗鬆症学会 会員
- 日本プラセンタ医学会 会員
副院長 北川 直宏
副院長の北川直宏と申します。
私は、整形外科医の亡き父の背中を見ながら育ち、大学卒業後、整形外科医の道に進みました。
当院は、整形外科疾患による痛みの治療はもとより運動リハビリテーションを行い、要介護状態となられてからも、訪問診療、訪問リハビリテーション、デイサービスなどを一体的に治療を行い、介護サービスを提供することにより、健康寿命を延ばすお手伝いをしております。
地域の皆さまに当院を受診して良かったと思っていただけるように精一杯尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
略歴
- 平成30年3月
関西医科大学医学部卒業 医師免許取得
関西医科大学整形外科の関連病院で整形外科勤務
東大阪病院、吹田徳洲会病院、明生病院 医員 - 令和6年4月
関西医科大学附属病院 整形外科 助教
資格
- 日本整形外科学会認定整形外科専門医
名誉院長 後藤 一平
後藤先生は、大阪大学整形外科関連病院を歴任され、経験に基づく診断と、患者さまの病態に応じた治療法を選択することを、モットーとされています。
ご専門分野は、膝疾患で、変形性膝関節症です。
先生は大変温かく、大らかなお人柄で、病気について、優しくわかりやすくご説明されています。
どんなことでも、安心してご相談ください。
日本整形外科学会認定整形外科専門医、難病指定医
整形外科医師 佐々木 聡
佐々木先生には、隔週の水曜日の午前診療を、お願いしています。
先生は先代院長の同期の医師で、当院が開院以来、 変わらず、ご支援いただいています。骨粗しょう症やスポーツ整形外科疾患まで幅広い臨床経験をお持ちで、多数の学会発表や市民講習会で、患者さまや市民の皆さまへ病気についての 知識を深める講演をされています。
わかりやすく、丁寧な診察ぶりで、先生の診察は、いつもなごやかな雰囲気に包まれています。
日本整形外科学会認定整形外科専門医、川西市立総合医療センター 副院長、整形外科部長
整形外科医師 西原 俊作
- 日本整形外科学会認定 整形外科専門医
- 日本股関節学会 会員
診療への想い
「長年通われていた患者さまを、これからも支えたい」という想いが訪問診療や通所リハビリをはじめた理由でした。
開院してから何年も経つと、必然的に患者さまも年齢を重ねていきます。ご家族の付き添いがないと、通院が難しくなる方も増えてきました。今まで、通われていた方たちのためにも、何かできることをしていきたいという思いから、介護事業にも力をいれています。
診療体制はどのような形ですか?
「北川整形外科クリニック」は、もともと主人の北川 修が立ち上げたもので、2016年に主人が亡くなるまでは、ずっと私と2人で診療をしてきました。主人が亡くなっても、患者さまはいらっしゃいますからクリニックを開けなければいけませんので、整形外科の先生をお呼びして診察していただいておりました。
現在はなんとか落ち着き、JR大阪鉄道病院で整形外科部長を務めてこられた後藤一平先生を顧問に迎え、現在は曜日ごとに複数の先生に来ていただいています。日本整形外科学会認定の整形外科専門医の資格を持ち、さらにスポーツや外傷、関節、リハビリテーションなど、それぞれ専門性を持った先生方であるだけではなく、皆さま心が大きく温かい方ばかりです。
私は朝から晩まで毎日おりますので、私がすべての患者さまの症状を把握し、何かあればすぐに先生方と相談してながら連携を取るようにしています。
訪問診療を始められたきっかけはなんでしょうか?
クリニックが開院したのが1995年で、そのころから通われている患者さまが90歳代になり、通院するのが難しくなって治療ができず、ご家族の負担も大きくなっているようでした。自宅で転倒して骨折してしまうことも多くあり、悪循環になってしまっていて、どうすればお役に立てるかなと考えて、訪問診療を始めたんです。
ゆっくりではありますが、一人でトイレや入浴ができる方もいらっしゃいますので、私たちが自宅に伺って治療することで、少しでも痛みをやわらげて動く手助けができればと思います。遠方の方はもちろん、暑い時期、雨の日などにご自宅にお伺いしたときには、特に喜んでいただけているようです。通院をするのが難しいときは、いつでも頼みにしていただけたらと思います。
訪問診療ではどのような患者さまを診療しているのでしょうか?
高齢で通えなくなってしまった方はもちろん、圧迫骨折で痛みがあって一時的に通院できないという方に対しても、カルシウムのお注射といった骨粗しょう症の治療をおこなっています。訪問診療は基本的に再診の方を対象にしていますが、初めてでも自宅で診てほしいという方は一度クリニックにお越しいただいて、レントゲンなどの検査をしてからご相談させていただいております。
訪問診療の際には、整形外科だけではなく眼科も診療できますので、「白内障の手術をしたばかりで定期的に見てほしい」、「緑内障の点眼薬を切れそうだからお願いしたい」というご要望にもお応えできます。眼圧の測定や眼底検査も、訪問診療で可能です。
通所リハビリテーション施設は、どのような場所になってほしいですか?
当院の3階にある通所リハビリテーション施設は、シニアフィットネスの要素を取り入れたデイケアサービスで、リハビリに重点を置いています。フィットネスジムに通うような感覚で、毎日の生活の中に取り入れていただけたらと思います。
リハビリに特化させている理由としては、「いつまでもご自分の足で歩きたい」というみなさまの願いをかなえるためです。当院では整形外科医師監修のもと、利用者さま一人ひとりにあわせたリハビリテーションプログラムを用意いたします。寝たきり生活を予防するためにも、楽しみながら運動して、健康長寿を目指してほしいですね。
今後力を入れていきたいことはなんですか?
当院は60歳以上の患者さまも多く、高齢になるとご自宅で転倒してしまったり、気づかないうちに背骨が折れている「いつのまにか骨折」であったり、骨の健康の大切さというものを考えさせられます。骨折して寝たきりになってしまうケースも多いから、骨粗しょう症の予防と治療には特に力を入れて診療をしていきたいと考えています。また、主人の代から肩やひざの関節内注射をおこなっていたのですが、「お注射をしていただくと、次に来るときまで元気に過ごせる」とおっしゃっていただくことも多く、これからも続けていきたいです。
当院でも通所リハビリテーション施設や訪問診療を始めましたが、時代が高齢化ですし、今後さらに制度が変わってくると思います。患者さま・利用者さまの喜ぶ顔をもっと見られるように、クリニックとしてできることをこれからも考えていきたいと思います。